住宅の気密性能測定
快適な住宅として重視するのは、気密性・断熱性といわれています。 |
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気密性とは、家の延床面積に対する「隙間面積」の割合を示す数値(C値)です。
気密・断熱・換気の基準は、平成11年「次世代省エネ基準」改正され 全国の相当隙間面積の基準として北海道・東北他では、2cm2/m2、その他の地域では5cm2/m2と規定されました。 |
気密の性能を判断する場合、通常は気密測定を行い相当隙間面積を算出します。
相当隙間面積が小さいほど、気密がいい住宅になります。 |
施工前に測定 |
完成後に測定 |
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住宅の気密性能試験方法』は、漏気量の多少の原因となる建物外被(建物内外を気密に隔てるもので、気密層を含んだ外壁・屋根・天井・床等の建物全体を指し、窓や郵便受けも含まれる)の隙間の大きさを定量的に測定し、表示(※C値:相隙間面積)するものです。 |
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当隙間面積C値
気密住宅では換気が正常に行われない場合、室内の有害なガスが外に出づらくなるため、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)など、住宅を建てる場合には、換気量の確認も必ず行うようにして下さい。
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地域の区分 |
Ⅰ |
Ⅱ |
Ⅲ |
Ⅳ |
Ⅴ |
Ⅵ |
2.0 |
5.0 |
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単位面積当たりの相当床面積(cm2/m2) |
Ⅰ北海道等 Ⅱ北東北等 Ⅲ南東北等 Ⅳ関東から九州等 Ⅴ南九州等 Ⅵ沖縄等
次世代省エネルギー基準では、地域区分に応じて上表の数値以下となるようにしています。 |
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